【くるり】『TEAM ROCK』ばらの花最高。実験的な展開【アルバムレビュー】

こんにちは。

 

 

今日はくるりの『TEAM ROCK』を聞きました。

 

 

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2001年のアルバムで、くるりの3rdです。

 

 

全体的な印象としては、

「統一感がない。」

「ラジオで流れてそう」

 

 

トラック2「ワンダーフォーゲル

4「愛なき世界」

はポップなロックって感じ

 

 

5「C'mon C'mon」

7「永遠」

は4つ打ちで、特に5はもうばりばりダフトパンク

 

 

10「迷路ゲーム」はなんかシガーロス

 

 

6「カレーの歌」のようなピアノの弾き語りのしっとりした曲もあれば、

8「トレイン・ロック・フェスティバル」は激しめのロック(ギターの音がナンバガ)だし、

 

良く言えば実験的、悪く言えば統一感がなくてコンセプトが分かりません。

 

 

 

 

ただ、ここからが面白いところ。

 

ウィキペディアや他の方のブログ、サイトを参考にしたところ、

トラック3「LV30」はマイブラの「Only Shallow」を真似て作った曲らしい。

 

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そう言われれば、出だしのドラムは似てるけど、

なにも知らずに聞いて確信できるかと言われると…

 

 

しかし、次のトラック4「愛なき世界」が

マイブラの「Loveless」のオマージュだとわかるともう完全に納得(笑)

 

 

じゃあ3を「愛なき世界」って曲名にすればよかったじゃん!

とも思いますが、3は岸田さんの好きなドラクエをモチーフにした曲ということで、

歌詞にもRPG的な雰囲気があります。

 

 

 

さて、このアルバムで最も人気の高い曲は、

間違いなくトラック9「ばらの花」でしょう。

自分もこの曲が聞きたくて、高校生のときこのアルバムをツタヤから借りてきました。

 

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この曲のドラムですが、リズムがスマッシング・パンプキンズの「1979」にそっくり。

 

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また、女性のコーラスの声はスーパーカーのミキさんなんだって。

 

中学の時から知ってたくるりと、高校の時に知ったスーパーカーがつながったのがうれしい。

 

 

結果的に「LV30」がとくにお気に入りになりました。

 

【参考にしたサイト】

https://ja.wikipedia.org/wiki/TEAM_ROCK

https://samidare-taizen.hatenablog.com/entry/2018/11/23/021323